リアル

もうすぐ今年の終わりが見えてきている。
高校に在学した最後の年で、
青森に住んでいた最後の年で、
一人暮らしを始めた年で、
大学に通い始めた年でもある
2006年
たぶん人生の中で一番といっても良いくらい
忙しい年だったんじゃないだろうか
まだ人生の4分の1しか生きてないような
若造が口にするような言葉じゃないかもしれないけど
今年受けた衝撃は大きかった。
一人で生活してわかった自身の無力さ
親の大切さ
大学で学ぶ事が、話す事が、出逢う人が、語る夢が、すべて現実の世界につながる
素晴らしさと、怖さ。
高校までの何年間の間に冗談混じりに話した夢や、希望が
現実世界に起こりうるものになって、それを創造する側としての責任が、怖い。
「若者の将来への不安」とか言う言葉をしょっちゅう耳にして呆れたものだったけれど
社会に出るまでの年数のカウントダウンが始まると、まさに「将来への不安」を抱いていた。
1年足らずでここまで見もしない未来の現実に打ちのめされてしまった。
確かに、自分が作り上げる未来に希望を抱かない訳じゃない。
けれど、目の前に立ちはだかった不安はとてつもなく大きくて悲しくなる。