へうげて

小学生の頃には漫画ばかり読んでいて父親に馬鹿にされたものだけど、
意外と読んでいる漫画の数は少ないもんだなあと思うのがこのごろ。
最近はちゃんと読んでるのはハンター×ハンター、リアル、聖☆お兄さんへうげもの位じゃないかな。
泣くのも、笑うのも、どきどきも、わくわくも、ぶるぶるも、ちゃんとカバーできてます。

へうげもの(9) (モーニング KC)

へうげもの(9) (モーニング KC)

久しぶりの新刊。
マックで読んでたら泣きそうになって相当危なかった。
平たく言うと侘び寂びの漫画。古田織部が主人公の信長から家康の時代の話。
めちゃめちゃに誇張されたパースと妙にリアルな擬音が印象的な漫画。
ついに千利休が処刑される。自分の信じる道を現実のものとするために手段を選ばなかった恐ろしい恐ろしい利休が生涯を終える。
鬼気迫る。その言葉が誰よりも似合う男だったなぁ。利休無くしてどう生きていくんだろう。本当の織部の話に転換していくいわゆるターニングポイント。