ぼく

ぼくのぼく
きみのぼく
みんなのぼく
だれかのぼく
ぼくはぼくがおもうより
ぼくだけじゃなくなってた
いまさらおもいだした
おもいださせてもらった
ぼくのぼく

いちばん大きくなっちゃってたなぁ
ほんとは
きみのぼく

みんなのぼく

いちばんおおきくて
ぼくのぼく

いちばんちいさいくらいのほうが
きっとただしいのに
ぼくは
ぼくのぼく

かくにんにいっしょうけんめいになっちゃって
きみ

みんな

おいてきぼりにしてたんだね
おんしらず
っていうのか
しあわせもの
っていうのか
そこではなにがただしい言い方なのかはしらないけど
とにかく
ひとりよがり

なってたんだね
きみのぼく

みんなのぼく
そのなかでの
ぼくらしさ
みたかった
ぼくらしさ

ぼくのぼく

ぼくらしさに
ぼく

ぼく
として
せいりつするための
だいじな
だいじな
きみ

みんな

ぼく

だいじに
だいじに
そだてていくよ
これは
他力本願
とか
責任転嫁
とか
じゃなくて
ぼく

ぼく
つまり
監視役であるところの
ぼく

正しいことだと
はんだんした
だれよりも
ぼく

判断
決定
だから
わすれないで
覚えておいて












never forget don't forget I said,I thought in 02:04 17th Oct 09