大それたものは無い

大義名分なんてカッコいいもんじゃなくて、ぼくは、おっきな言い訳の中で生活を続けてる。
言い訳に成りそうなものは全部利用して、無い時は捏造だって惜しまない。
全部が逃げの一手。小さな石を投げて、その上をつま先でヒョコヒョコと歩いてる。
一本の線の上を歩くなんて事はしてない。スリルに慣れることも無い。投げたい方向に、自分の行きたい方向に、行けそうな方向に足場を作ってのらりくらりと歩いてる。