scratch

神さまが僕の人生に付けてったこすり傷の位置は、みんなより少しずつ後ろの方にあるみたい。
時間が流れるスピードは一応一定だから、焦っても仕方ない。だから、その傷が見えた時に備えて、荷造りをしておこうと思う。
その時が訪れるのが誰より遅くても、その瞬間は誰よりも速く駆け抜けてやる。
その時には、誰よりも辛さを知っていたい。