うその行き先

小さな頃はよくうそをついてました。
その場しのぎの護身のためだったんだけど、
よく言う「一つのうそを突き通すには約三十のうそをつかなきゃいけない」っていうことが苦しく
というより、むしろ面倒くさくなったから、いつの頃からかうそはつかないようになりました。
もとい、楽しめる無意味なうそしかつかなくなりました。これは本当に。うん。
ただ、隠すことはしますよ?全部を開けっ広げにするような愚かしいことはしません。
どこかでむやみに傷つく人も出てきますからね。
ただね、隠すことの方が多くなってからは
逆に「本当」が何なのかがよくわからいようなことが増えてきてる気もするんですよね。
別にうそをついたようなつもりは無いんだけれど、本当が解らないってなると
知らず知らずのうちにうそ、ついてるんじゃないかなって思うんだよなぁ。
これって、もしかするとうそを意識的についてたときよりも悪いんじゃないのかなって自分を責めたくもなってくるんですよ。
責めたってどうにもならないんだけどね。
もう、素直になればいいのに。
きっと自分の行動が発言に伴わないから結果的にうそを付いちゃってるんですよね。
ごめんなさい。じぶんもみんなも。こんなはずじゃないでしょって思ってる人たち。
正直に、バカにしないようになるね。ぼく自身のペースよりも少しでも早く。