無責任な責任

いつも、どこかに自分の居場所を探したり、誰かにとっての「何か」でありたいと思い続けたりしてた。他人にはポジティブを押し付けて、少し後ろを走ることに必死な自分を疎ましくも思っていた。逃げてるのかも知れないし、騙してるのかも知れない。それでも自分にとって居心地のいい場所を手放すのが嫌で、おどけてすり抜けてきた。そろそろそれもやめなきゃいけない時が来たみたい。この状況をポジティブに変えるためには、簡単な改良じゃないのも解っているけど、今まで気持ち悪かったから、いいんだ。開き直るのともちょっと違ってるけど、いいんだ。今々を肯定していかなきゃ折角の大好きな自分も否定することになっちゃうから。ほんとに大事な時期に差し掛かってるんだ。僕が生きるのは、誰かのための人生じゃない。誰かの中に綺麗に居続けるための人生でもない。僕が僕の責任の中で生きる人生だから。理想を作るためには、今までを壊して進んでいく事も必要で、なし崩しで「これでいいかな。」「これくらいが丁度いいや。」で、納得行かないまま歩を進めるよりは、疑問を消しながら、ゆっくりでも道を作り上げていかなきゃいけないの。早く進みたくてズルして、目をつむってゴールするよりも、寄り道と思われてもモヤモヤを晴らしながら進みたいもん。誰のものでもない自分のことだから、大事にしなきゃ。全部、全部「縁」だから。大事にしなきゃ。ちゃんと、ごめんも言わなきゃ。