しつこいくらいに言うけれど

やっぱりまつきあゆむが好きだ。
好きな訳はなんだろう、言葉にできるような気もするし、できないような気もする。
人は緩急をつけながらよく解らないスピードで変わっていくから、全部が終わったときにしかどうとも言えない気もするけどさ。
自分の身体を削り取って生きて行くことを選択した人の強さに憧れるから、気になってしまうし、遠いところにいないから余計に自分を投影してしまうんだろうと思うけども。
想像できる生活がそこにあるから、彼の音楽が愛おしい。何が彼を満たして、どんな気持ちで作品を生み出してるのかなんて知らない、解らないけどそれでも想像してしまう。
音楽から滲み出る妙に生々しい彼の生活が、布団に残った体温みたいに確実に彼がそこにいたんだと思える温もりが、匂いが音楽の中に居るんだ。
ポケットに入れて持ち歩いてる彼の音楽は、聴くたびに僕の体温と混じって温かいままでいてくれる。
彼の生活は音楽になってそばに来て、僕の生活の一部になるし、きっとそういう人が沢山いるから彼も生活して、音楽を生む。
生活に満ちてる。

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