こないだ先輩と話してて思い出した
考え出すと止まらない僕の妄想の話
まず最初に、外的要因によって盲目になった人の話(小説の中でね。)
その人は、光の無い世界は真っ暗なんかじゃなくて、クリーム色だって言ってた
この話を読んだとき僕が考えたのは、自分の見ている世界と他の人が見えている世界は違うんじゃないかって言う事。事実、僕らは誰か自分以外の人間と同じ視界だとか世界を完璧に共有する事は不可能なんだから有り得ない話じゃない。そんでもって個人個人見えている世界の色は違っていて、皆めっちゃ気持ち悪い色使いの世界に生きている可能性もある。でも、その人自身はその色が正常で、ものすごく美しく感じているかもしれないし、美しいと思うような教育を受けてきたわけだからそこに疑いの余地はない。全く違う色を同じ名前で呼んでいる馬鹿みたいに気持ち悪い事が、本当の世界の姿かもしれない。
 別話
僕らが過ごしている世界は本当に神様が創ったもので、近くに妖精さんたちが潜んでる。
妖精さんたちはすごく悪戯が好きだから、僕ら人間が視覚的にモノを認識できないところで全部を隠しちゃってる。たとえば後ろ。たとえば暗闇。目をつむっている間もそうかもしれない。真っ暗だったり僕らが見てないのをいいことに物を隠してくすくす笑っている。目をつむった時にさっきまで目の前にあったものが予想以上に遠くにあったりするのは距離感云々じゃあなくて、そのせいなんじゃないかなんて、考えたりするとその思考は、ぐるぐる回り続ける。